韓国ドラマ・ヒップタッチの女王
「ヒップタッチの女王」は韓国で今年の8/12~10/1まで毎週土日に放送されていた作品をNetflixでは、日本では日付が変わってから、日曜と月曜に配信されていたイメージです。
タイトルからして、コメディかな?と内容が良くわからないまま、見始めました。
主役のお二人で、見てみたいなと思った作品なので。
コメディタッチの演出で、とある作品のパロディなんかもシーンとして、何度も登場する作りだったけれど、笑えるかどうかは個人の好みかな。
見続けて行くうちに、どんどん本格的なミステリーに成って行って、連続殺人事件となり、なかなかヘビーな内容に進んで行った。
当初、このコメディタッチの作りで、全16話も話しを引っ張って行けるのだろうか?
なんて余計な心配までしていたのに、途中からハラハラドキドキしながら、夢中で見てしまい、最終回を見終えたら、名残り惜しくて、終わった翌週は、そうだ、終わっちゃったんだという、余韻まで残していった作品。
不思議な作風というか、コメディと本格サスペンスと、ファンタジーと、最後にはラブまで盛り込んできて、非常に面白かった。
私の隣で、ながら見していた、家族が途中から、本気モードで見始めてた。
主演のハン・ジミンさんは、もう安定の演技力と可愛らしさとコメディエンヌぷりで、最高!
昨年の「私たちのブルース」もとても良かったのが、記憶に新しいけれど、今回もいい役者さんだなと思わせられる、彼女の魅力があふれている。
そしてイ・ミンギ氏。
私は「この恋は初めてだから」(2017年)と
「私の解放日誌」(2022年)
に続いての彼の作品は3作目が「ヒップタッチの女王」だったが、毎回違うテイストで、今回の作品の最終回では、イ・ミンギさん、イケメン俳優枠の人だったの?と思わせる終わり方で、面白くて素敵だった。
イ・ミンギさん、きっとイケメン俳優なんだと思いますが(私はイケメン感度が悪いので、役者さんをこの人イケメンってすぐ判断できません)、それ以上に私には、ふり幅のある、毎回見え方が異なる役者として、今まで見た3作品で、また次を見たいなと思わせる存在になっています。
「ヒップタッチの女王」今年見た韓国ドラマの中では、素直に面白かった!とおススメ出来る作品だと思う。